潰瘍性大腸炎 闘病記録 ~ 入院中の治療

前回は潰瘍性大腸炎で入院した時の生活パターンを書きましたが、今回はいよいよ私が受けた入院中の治療について書いてみたいと思います。

初めての入院 点滴針

入院中は点滴針を刺しっぱなしになります。これが嫌だったんですよ^^;

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潰瘍性大腸炎の重症で入院、そのとき受けた治療とは?

私が入院したのは2015年の5月末から入院期間は23日間になります。

まず病院に駆け込んで最初に受けた治療は、病院に行くまでの一週間ほどの間に食事がまともに出来ず、かなり衰弱していたため水分と必要な栄養を点滴で受けることでした。

次に採血。結果は体内の炎症の度合いを示すCRPの値が20オーバー(正常値は小数点以下)と滅茶苦茶な数字で即入院の手続きとなりました。

入院翌日に直腸への内視鏡検査で潰瘍の状態を確認してもらい、結構な重症状態(潰瘍がひどい)であることが判明。ここで担当医からステロイドによる治療を実施することと、入院期間が最低でも3週間ほどかかることを告げられます。

ステロイドの点滴による治療

最初はなんで3週間もかかるのか疑問で理解できませんでしたが、これはステロイドによる治療方法によるものなんですね。まず私の場合、ステロイド点滴を60mg/日から開始しました。これを一週間ごとに10mgずつ段々と減らしていくわけなんです。そして30mgまで無事減量することができたら、その時点で内服のステロイド薬(プレドニン)に切り替えて退院できるわけです。

  • 1週間目:60mgでスタート
  • 2週間目:50mgに減量
  • 3週間目:40mgに減量
  • 4週間目:30mgに減量→内服に切り替え退院可能

よって一ヶ月近くは入院する期間が必要なんです。私は会社勤めで出来るだけ休みたくなかったので(この期に及んでですが・・・)そのステロイドを点滴では無く、内服薬にしてもっと入院期間を短く出来ないか聞いてみましたが、

ステロイドを服用すると著しく免疫力が落ちるので、普段は感染することがないような病気、例えばカビ菌で肺炎にかかるというようなことが起こりえる。病院で入院していればそうなったとしてもただちに対応可能であるが、退院してしまうと処置が遅れてしまうのでどこの病院でもこの量のステロイドでは退院させることはない。また万一他の病気に掛かって中断してしまうとステロイド治療も最初の量からやり直しになってしまう

とのこと。

こう言われれるともう選択肢なしですよね、入院する他ありませんよね。

それともうひとつの理由は、ステロイドによる治療も何度も繰り返すと効き目がなくなってくることがあるらしく、そうなると次に打つ手がなくなってくるため(最悪は手術による患部摘出)、慎重に一発で緩解状態にもっていきたい、というようなことも仰っていました。

最初の一週間は完全絶食・・・

結局入院することになったのですが、最初の一週間は辛かったです。まだ潰瘍性大腸炎による炎症が収まらない状態でしたので、食事を摂らせてもらえず、栄養補給は全て点滴からとってました(水・お茶はOK)。

点滴はステロイド(プレドナリン)の他に、抗生剤と栄養補給の点滴2種類(名前は失念、たしか水分+タンパク質の2種類だった)でしたので、最初の一週間はほぼ24時間点滴しっぱなしでした。さすがに食事無しで一週間過ごすと体重が激減しますね。5kgほど痩せました^^;

もちろん飲み薬も併用します。以下の様な処方でした。1.のプレドナリンは退院してからの服用です。2~5は入院中も服用していました。

潰瘍性大腸炎で入院時の内服薬

やはりステロイドは色々と副作用があるようで、人によっては寝付きが悪くなったり、骨粗しょう症にかかりやすくなったりするようで、そのための対策の薬が含まれています。私は特に寝付けなかったということは無かったのですが、4人部屋に入院しましたので周りがうるさくて寝付けないことがあり、その点、睡眠導入剤のゾルビデムの処方は有難かったです。

ボナロン

これは骨粗しょう症対策のボナロン

ステロイドの効果は抜群

こうしてステロイド点滴による治療を受けたわけですが、やはり副作用があるとは言いながらもステロイドの効果は抜群です。10日ほど経過したら前述のCRP値も正常な範囲に近づいてきました。すなわち炎症がだいぶ治まってきたんですね。合わせて内視鏡による直腸の確認もしてもらいましたが、腸壁がだいぶ綺麗になっていて潰瘍はほとんど消えていました。

その後は順調にステロイドを減量して30mgに到達、内服薬に切り替えてめでたく退院することが出来ました。ちなみに30mgの内服薬に切り替えてからは、2週間ごとに5mgずつゼロになるまで減らしていくという方法になります。ですので退院してからも数ヶ月はステロイド内服薬を飲む生活が続きます。今日現在は一日に10mgのステロイド内服薬を服用しています。

入院を境に食生活を大幅に改善したこともあり、退院後は至って順調です。40歳でこの病気を発症しきちんと固形の便が出ることはここ1~2年はあまり無かったように思いますが、退院してからはほぼ毎日固形の便が出るようになりましたし、以前のように常に下痢腹であることも無く、お腹の変な違和感も完全に無くなりました。

この調子で薬を減薬しつつ経過を注視したいと思います。

では。

こちらに入院中の食事について書いてます。

他にも色々書いています。

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