相場修行:「君たちねえ、強くなりたければ1つの型を1万回繰り返したまえ。 」by 大山倍達

昔、僕は中学生から学生まで少林寺拳法を習っていた。

創始の宗道臣さんが中国と日本の武術をミックスしたもので、力愛不二、拳禅一如などの禅思想、陰陽思想的なものを持っている武道だけでも、けっこう熱中して三段までは取った。

演武はまぁまぁだけど、とにかく乱捕り(組手)は強かった。もちろん基本の練習はたくさんやった。僕は部の主将だった。

猫師匠は「相場は身体的技能」と言ったが、学生の少林寺拳法部のころ、先輩に突き蹴りがメチャクチャ速い、瞬発力の塊のような先輩、ニックネームは「精密機械」、と乱捕りをやったときのことを思い出した。

相場修行:「君たちねえ、強くなりたければ1つの型を1万回繰り返したまえ。 」by 大山倍達

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なんかわからんけど、避けちゃった

ある日の先輩との乱捕り、構えてお互い睨み合う、そこから

1. 先輩の左中段蹴り
2. 間髪入れずに顔面に向けて右ストレート

今から思えば、たぶん1.と2.の間は0.3秒ぐらいだろう。むちゃくちゃ速い。

1.は右手で反応して払う、、ところがこれはフェイントだ、
次に右の突きが顔面を襲う。

ここで、、、そもそも中段の強烈な蹴りを受けているわけで、視線は下を向いている。いや向かされている。蹴りを受けることに必死で、相手の上段の動きなど見えていない。

そして鬼のような速さの突きが顔面を襲う。自分の顔はフェイントの蹴りによって下を向いている。見えていない。

ところが、、、、

なんとなく、それも瞬時に首を左にかたむけ、左手で突きを払っていたのである。

審判は当たったと勘違いして一本を取ったが、僕も先輩も当たってないよー、と言った。それほど一瞬の出来事だったし、審判から見えないほどギリギリかわしていたのだ。

あるいは、社会人になってからでも、あるITシステムの保守作業に僕は従事していた。

仮に失敗したら社会インフラに影響を及ぼしかねない(次の日に新聞にのりかねない)重大な作業を一人で行う。

アホみたいに勉強して、死ぬほど準備して、お客さんに怒られ、何度も修羅場をくぐった。

そしたら、あるときから、一つの突発的な事象に対して次に打つ手、次にやらなければならないことが同時並行的に何パターンも頭のなかに浮かび、かつ優先順位付けされ、その中から最適な一手を瞬時に選択できるようになっていた。

またギターだって同じ。
基本的な定番フレーズをしっかり弾けても、そうとうに弾き込んでいないとリアルタイムで進行するバンドの中で、それを応用してImproviseなんてとても出来るわけがない。ブルースマンなんてリズムもコード進行もフレーズも全てカラダに染み付いている。

相場における「身体的技能」というのは、なんかこんな感じじゃないのっていうのを自分の体験に基いて考察してみたけど、これはつまり「反射」に近いのではないか。だから基礎的な訓練をたくさんやって体に染み込ませ覚え込まさないといけない。

たぶん、猫師匠はじめ、この人達が月足1000枚描け、というのは僕の昔いた武道の世界の基本的な型を1万回やれ(例えば上段突きを払って、蹴りで反撃、関節で転がして、カカトで顔面踏みつけて殺す、みたいな一連の動作)、というのと恐らく等価だろう。

極真空手の大山総裁はなんでも1万回繰り返しなさい、と言った。ちなみに彼は右が利き手ならその逆の左は倍の2万回やれ、と言った。

考えるより先にカラダが動くようになるまでやれ、ということだろう。

そんなこと考えてたら、実は意外にも人生の中で類似の体験はしてるかも、と考えた。

さぁ、今日も地味な練習、コツコツやろ(w

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