禁煙:40歳でチャンピックス内服薬を使い離脱症状なしで禁煙に成功した記録

この記録は管理人が2010年10月ごろから禁煙にチャレンジしたときの記録です。別サイトに掲載していたものを編集し纏めたものになります。

もともと4つの文章をひとつに纏めたため長くなりますが、これから禁煙に挑戦される方の参考になれば幸いです。

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禁煙を始めたきっかけ ~ 40代での急激な体調悪化

禁煙も2016年で丸6年になります。今では全く吸いたいとも思わないし、頭の中からタバコというものが消え去りました。

記憶が風化してしまう前に、やめるきっかけ含め経緯を書き残しておくことにします。

禁煙:40歳でチャンピックス内服薬を使い禁煙に成功した記録

Large On Black by Gianni Dominici 

これは一言で言うと、いろいろな出来事や人から言われたことが偶然重なったからなんです。

もう20代、30代の頃から止めたい、やめたいと考えていて、ちょっとやめてはまた吸ったり、禁煙パッチなんてものも使ったことがあったけどサクッと失敗に終わったこともありました。
本当に何度もやめては失敗してを繰り返しました。

40代の単身赴任でストレス→体調不良が加速

2009年頃、当時39歳で私は会社では中間管理職を任されてまして、大きなストレスの中、激務をこなしていました。ストレスから逃れるためタバコは一日に多いときで2箱、コーヒー・お酒も大好きででガバガバ呑む、食事は自分の好きなものや脂っこいラーメンが中心という、、今から考えればすごい不摂生な生活だったわけです。

それから2010年から地方に単身赴任になり、ますます良くない生活習慣になってしまい、日々の体調は悪化します。

その年の頭からだったと思いますが、体が今までに無かった不調を訴えます。まず心臓の動悸です。
なんでもない時に「ビクッ」、「ドキン」、「ドックン」とします。
寝ようとしても症状が出るとやはり寝付けず、無理やり酒呑んで寝たり。。。
これは本当に辛かった、このまま寝たら心臓止まって死ぬんじゃないかとか。。。

またコーヒーも飲みすぎだったせいか、ゲップが多いのと胃の膨張感があることがしょっちゅうでした。

そのうち左半身(頭、足、腕)の違和感、痺れが時折起こるようになってきました。
また私は趣味でギターを弾くのですが左手の薬指が自分の意思どおりに動かなくなり、ギターが弾けなくなってしまいました。

今から考えれば心臓病か脳障害の本当一歩手前だったような。。。。(爆

「このままだと死ぬかもしれない」

40年ほど生きてきましたが、死の恐怖を感じること、これが初めてでした。
それで喫煙も含めて生活習慣全体を見直し改善することを考え、まずタバコをやめることを決意します。
以下は2010年4月16日の日記です。
私の場合は前々からニコチン・アルコール・カフェインの負のスパイラルの悪影響に気がついていたんです。

4/16 12:46

禁煙の開始

止める理由:

調子が悪い、不整脈、糖尿の疑いが有り。。これでは娘の孫の顔を見れるか分からない。。

その他メリット:

お金の節約、集中力の向上、悪循環の防止、熟睡、ダイエット、

タバコ吸う -> ノドが乾く -> コーヒーを飲む -> の繰り返し
タバコ吸う -> ノドが乾く -> ビールを飲む -> の繰り返し

ニコチン、アルコール、カフェインが悪循環で過剰摂取してしまう、ことへの対処

周りへの対策:

止めたのと聞かれたら => 「最近不整脈で調子わるいから止めた」と言う

孫の顔みれるか、とか書いてますが(w、このときは真剣にそう考えたんです。
それほど体が辛かったんですね。
それでもこの4月の時点ですっぱり禁煙出来たか、というとそんなうまく行くはずもありません。

部下の何気ない一言が禁煙への決意を固めた

4月に禁煙を決意するものの、なかなか完全に実行できず、やめてはまた吸ってを繰り返し時間ばかりが過ぎていきました。

そんな中、きっかけとなることが起こり始めます。

ある日、当時の部下とビルの一階の喫煙所でタバコを吸っていたときのこと

部下「Xさん、野球選手のY(名前忘れた)が死んだの知ってます?」

私 「ん、なにそれ、どうしたの」

部下「心臓の病気か何かで突然死したらしいんです。40代まじか、家族と離れて一人暮らしでタバコ、酒飲みもバンバンやってたらしいですよ」

私 「そうなんだ」

部下「40代、一人暮らし、タバコを吸う、酒をがんがん呑むの条件がそろうとこういう風になる確率が高いそうなんですよ、これって。。。」

と部下は言って私のほうをじっと見ます。

そうなんです、当時の私そのものだったんですね。
まして当時の体の状況と相まってグッと来るものがあったし、より危機感が高まりました。

禁煙への試行錯誤、Never Give Up!!!

とは言いながらも肝心のタバコはやめられず、5月、6月、7月・・・と過ぎていきます。

この時期は、やめられないながらも、どうすればこの体の不調から脱出できるのか、とにかく必死にWebで調べたりしてましたね。

結論は恐らくタバコをやめるだけでは不十分だということ。運動・栄養(食事)・休養(睡眠)のそれぞれを疎かにすることなく質を高めること、生活習慣全体を改善することが必要でした。

このあたりからちょっとした体からの不調のサイン・フィードバックに敏感になってきて、そういうサインを受け取ったらどうすれば良いのか、考え行動するようになってきました。

胃の膨張感があったらコーヒーを控えてみたり、食事のときに良く噛んで食べることを心がける、などとりあえず出来るちょっとしたことです。
軽い運動(土手沿いのウォーキングや歩きで通勤)や早起き、毎日朝食を食べることなどなど生活習慣の改善には日々の生活のプロセスや長年の習慣を包括的に変える(私の場合は劇的に)必要があることに気づき、少しずつ取り組み始めました。

本当、毎週、朝9時に禁煙を決意して、午後3時ぐらいには守れず吸ってしまうということを何度と無く繰り返していましたが、「絶対にやめる」という腹は決まっていました。

2010年8月23日の日記です

8/23

再度、卒煙プロジェクト始動。止められるまでチャンレンジする。

何度失敗しても、「成功するまでチャレンジする」という意志が出来上がっていたんです。
そうそう、この頃は、「禁煙」ではなくタバコから卒業するという意味で「卒煙プロジェクト」というように自分の中で位置づけていました。

そして8月の終わりになかなかやめられない私に最後のショックをもたらすある重大な出来事が起こったんです。

突然の義父の死・・・禁煙への決意が信念に変わる

さてなかなかたばこをやめられずにずるずると数ヶ月過ぎたところまで書きました。

ここで禁煙の行方を決定付けるある出来事が起こります。それは2010年の8月末でした。

ある日、出社すると自宅の妻から携帯へ電話が掛かってきました。

「じい(妻のお父さん)が亡くなった」

実は私の義父は半年ほど前に脳梗塞になり、それからは入院生活をしていたのでした。

長距離トラックの運転手で大変に苦労して家族を養ってこられた立派な方、私と妻が付き合っている頃から、とても良くしていただいた優しい親父でした。

けれど良く聞かされた話なんですが小さい頃貧乏で、その頃のトラウマ(飢えへの恐怖?)があるせいか、とにかくご飯を良く食べる、ご飯のお代わりは普通、もう60歳超えてる人がカップラーメンなんか一度に2個食べてしまうんです。

またこの義父は寒いところの出身だったせいか、なんでも醤油をかけて食べるんです(この年代の人ってこの傾向があるような気がする)。
ようは塩分の取りすぎ。酒はあまりやりませんでしたがたばこは吸ってましたね。

周りは事あるごとに、食べ過ぎだとか、なんでも醤油かけること、そういった行動をやめるように注意してたんですが最後まで改善されることはありませんでした。
糖尿病のせいか、あんなにたくさん食べるのに痩せてガリガリでしたね。

結局のところ糖尿病と恐らく高血圧による脳梗塞である日突然「言葉が出なくなり」入院となったのです。

それから半年ほど一時的に退院することはありましたが、基本的には状態は良くなることは無く最後は寝たきりになり亡くなってしまいました。

この出来事で思ったことは、正直、私もこのまま不摂生を続けたら遅かれ早かれ同様の事態に陥るな、ということ。

それも身近で起こったこの出来事と今の自分の体の状態がオーバーラップしたことにより、非常にリアルに現実感を持ってそれを感じたのです。

また「義父は私の娘(孫)を見れたけど、下手したら俺そこまでもたんかも。そしたら自分の孫の顔なんて見れないな」みたいなことも真剣に考えてしまいました。

結果的には自分の反面教師になってくれた義父でしたが、この出来事で禁煙への「不退転」な決意が固まったことは言うまでもありません。
そこで近々に迫った自分の誕生日に合わせて禁煙に再チャレンジすることにしました。

禁煙外来を受診、チャンピックスで禁煙治療を開始

前回まで禁煙のきっかけになった出来事や義父が亡くなってとてもショックを受けたことについて書いてみました。
今回は「そんじゃぁ、実際のところどうやってやめたの?」というところ、話します。

禁煙:40歳でチャンピックス内服薬を使い禁煙に成功した記録

Keep It Simple by Brennan

2010年の9月、確かタバコの値上げが迫っていたことと、自分の記念日が間近だったこともあり、これに合わせて行動を起こします。

「駄目もとでもとにかくトライしよう」ということで「何度もやめることにトライ」を始めます。失敗しても良いから何度もやめてみるんですね。1~3日やめて吸ってを何回か繰り返し、本数はかなり減ると同時に「たばこを吸わないこと」自体に慣れるようにしました。

それと他に何かサポート出来るようなものは無いか調べてたら今は禁煙補助薬「チャンピックス」というものがあり、医者に行って禁煙外来を受診すれば保険適用で処方されるということが分かりました。また以前に禁煙パッチや二コレットでも禁煙失敗した経験もあって「大丈夫かな」と思ったんですが、ネットでの評判も良かったので一度医者(禁煙外来)に行こうということになったんです。

ところが、、、

2010年当時に住んでた市内の病院に電話して禁煙外来を予約しようとしたんですが、こちらが言う前に

「予約は出来ますが薬のチャンピックスはありません。いつ入るかも未定です。」

あれっ?

それで市内の目ぼしい病院に電話したんですが、どこも同じくチャンピックスの在庫はありません。これは9月のタバコの値上げにより私と同じように禁煙外来を受診しようという人が殺到していたんですね。

それでも諦められないので仕方なく、電車で30分ほどの隣の市の病院に電話したところ「在庫あります。最後の一個です。」との返事。即予約を入れたのでした。

最初の受診では、呼気に含まれる一酸化炭素の量と体重を計測・記録し、簡単な問診のあとチャンピックスのスターターキット(通常服用の半分の量で慣れる用)を処方されます。
ちなみに受診毎に呼気に含まれる一酸化炭素の量を計測するので、吸っているにもかかわらず吸ってないってウソついてもすぐばれます。私は初診計測時に45ppm、2回目からはほぼ0ppmになりました。

禁煙:40歳でチャンピックス内服薬を使い禁煙に成功した記録

禁煙:40歳でチャンピックス内服薬を使い禁煙に成功した記録

受診期間はたしか合計で3ヶ月(12週間)で1ヶ月目は初診と2週間後に2回目、2ヶ月目で3回目、3ヶ月目で4回目、最後は3ヶ月終わったところでの最終受診となります。

最初の1週間は薬を飲みつつ喫煙をすることになってました。薬の効果を体感するためですね。
この薬は脳のニコチン受容体(たばこを美味しいと感じる部分)に先回りしてニコチンをブロックするため、たばこを吸っても美味しく感じられなくなります。よって苦しい禁煙の離脱症状もあまり感じること無くたばこをやめることが出来るんですね。

実際の効果なんですが、私の場合、服用して2日目ぐらいでたばこが不味く感じるようになり、4日目でたばこを吸わなくなりました。本当に単なる煙を吸い込んでるようになります。

チャンピックスの効果は抜群、禁煙に成功!

10月23日に初診後、10月26日の15:00から完全禁煙に入ることが出来ました。今までの習慣からか朝の寝起きとかに多少吸いたくなる程度で、禁煙パッチなどでの禁煙より数倍楽なのは間違いないと思います。

結果的にこの2010年10月26日15:00から今現在までたばこは一本も吸っていません。

禁煙:40歳でチャンピックス内服薬を使い禁煙に成功した記録

卒煙に成功しました。

もちろん薬の効果だけではなく、私の周りではこれでも失敗した人の例があることから、やはり絶対にやめる覚悟が必要です。私は「医者にかかって薬飲んで、もしこれで失敗したら自分は人間失格」ぐらいの覚悟はありました。これ以上の手は無いわけですから。

最初の1ヵ月半ぐらいはきちんと薬飲んでましたが、そのうち薬を飲まなくても大丈夫になってきて飲まなくなり、3ヶ月目の受診もせずに、気づいたら「たばこを吸わない人」になってました。

余った薬は新たに禁煙にチャンレンジする部下にあげてしまいましたね^^。

そんな簡単にやめれるんなら最初から禁煙外来受診しろよっ、という話ですが(w、やはり楽でも間違いなく「覚悟」は必要です。私の場合「覚悟」を持てたのはそれまでの数々の失敗があったからなんすね~。

以上、とても長くなりましたが、参考まで。

P.S. 今はネットでチャンピックスを入手できるようになったんですね。便利な時代になったもんです。

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